妻の初めての妊娠が分かってから夫がするべき行動をまとめました。
妊娠中の奥様は、夫であるあなたの助けが絶対に必要になってきます。
妻は子供を授かった時点から命がけで子供をお腹の中で育てて行きます。
そういったところから気持ちの変化や体の変化によってママになる準備をしていきます。
ですが男性は、体に変化があるわけでもなく気持ちの上でも実感を持ちにくいと思います。
正直、「妊娠中は大変らしい」「つわりは辛いらしい」くらいの感覚しか男性はないかもしれません。
そこで、妊娠中の妻に対してどんな行動を取ったほうがよいか?ということを我が家で実際妻に言われたことや喜んでもらえたことなどをふまえお話させてもらいたいと思います。
初めての妊娠で女性がどう変化するのかを知っておく
まず初めに、女性が初めての妊娠でどのように変化するのか理解するところが大切です。
妊娠中の変化=「マタニティーブルー」
とも言われ、情緒が不安定になったり、ホルモンバランスが崩て、体調が悪かったりするものです。
このマタニティーブルーを始めて経験する女性は、この変化に戸惑うことが多いので、
そんな時に旦那さんがしっかり奥さんの状態を理解してあげていれば
奥さんの妊娠中の不安も解消してあげれるはずですね。
ではどんな変化が実際あるのかをお伝えします。
☆ 一日中寝ていたり、行動がゆっくりになる
妊娠中の妻は、基本的に毎日体調が悪いと思って接していきましょう。
つわりや気持ちのイライラがいつ、どこで、どれくらい起こるのかは妊娠中の妻ですらわからないです。
例え調子が良いといわれても1時間後に体調が激変することもしばしば。
調子の良し悪しは奥さんに直接聞いてみましょう。
実際に私の妻も、1週間以上寝たきりだったのに、次の日に「今日はなんだか調子がいい」とケロっとされる時もあります。
行動自体も身体が重い・関節が痛いと、奥さんも今まで経験したことのない状態になっている場合があります。
夫として妊娠中の妻には、時間と心に余裕をもって接してあげてください。
☆ 情緒不安定になる
妊娠中の妻は気持ちにムラが出ます。
妊娠前に比べ、体調が悪い分、言葉も短い単語で済ませようとする為、
口調が冷たく感じます。
これは嫌いになったのではなく、苦しいからということを理解しておきましょう。
夫としては、短い会話の中で、妻が求めることを最大限考えていきましょう。
例えば、「今日の夕飯は体調が悪いので、お弁当でお願いします。」という妻の言葉は
旦那のお弁当+妻の食べやすい食べ物(2~3品)+明日の自分のお弁当(妻が明日も体調が悪くて動けない場合用の軽食)
を用意しておいてってことです。
我が家は、妻の妊娠7ヶ月くらいでようやく言葉の深いところまでわかりました。
妊娠中に情緒が不安定になって、
夫にひどいことを言ってしまった・・・と落ち込んでいる妻もいます。
あらかじめ奥さんと話し合い、イライラしている時はそっとしておきます。とお伝えしておくのも良いでしょう。
奥さんも気持ちのイライラを落ち着かせる時間ができ、お互いイライラせずに夫婦ケンカも減ります。
☆ 夫への愛情がなくなったように感じる
まず初めに、奥さんの愛情がなくなることはありません。
ですが、妻の言動や行動が付き合っていた頃に比べ、妊娠中は確実にきつくなります。
そこで、「こんなはずなかった」「結婚してから変わった」なんてことを思ってはいけません。妻は今必死にあなたの子供をお腹の中で育てているのですから。
妻の妊娠中は、夫への愛情へ気持ちを回せないくらい必死なのです。
夫だからこそ、冷たい言葉や行動をしても許してくれると思っているに違いありません。
妻が妊娠中に夫がするべきこと7選
妻が夫に妊娠中してほしいことをまとめました。
さらに私が実際やってこれはやっておいてよかったと思うことも書いてみました。
最低限、自分のことは自分でやる
これは、妊娠を経験した奥様方がみんな口をそろえていうこと。
一人暮らしを経験している男性ならできるでしょうが、炊事・選択・家事etc
自分ができる範囲のことは自分でやりましょう。
妊娠中の妻には必要以上のことはさせない!という気持ちでいましょう。
もちろんやってくれる妻もいると思いますが、その時は「ありがとう」と感謝を忘れずに!
つわりが辛い時はなんでも助けるつもりでやる
男性には経験できない為わからないことですが、つわりは思っている以上に大変です。
以前、「つわりの辛さは重い二日酔いみたいな感じなの?」と妻に聞いたことがありますが、あんなのよりもっとひどい時はちょくちょくあった。と話していました。
正直、ゾッとしますね。
(重い二日酔いを経験したことない方は赤ワインか日本酒をたくさん飲んで経験してみて)
極論ですが、妻のつわりの原因は旦那にあります。
つわりの辛さを少しでも理解して、つわりがひどい時期などは積極的に妻の為に動いてあげましょう。
早めに帰宅するように心がける
仕事をしている以上帰宅時間はなかなか変えることが出来ないかと思いますが、妻が妊娠中で大変な時くらいは急いで家に帰りましょう。
お付き合いで飲み会やイベントなどあるかもしれません。
ですが職場の方や友人などにも、妻が妊娠中だということをお伝えして理解してもらいましょう。
妊娠中の奥さんは体調も悪く、思い通りの体も動かせないので、
旦那さんが思っている以上に心細い気持ちでいますよ。
お酒を飲むなら自宅で飲みましょう。
気分転換に一緒に外へ出る
妻の妊娠中は、つわりなどもあり、なかなか外へ出られないことが多いです。
妊娠中は基本的に赤ちゃんのことを気にして、薬などを服用することを控える方もいるようで、病気にならないように外出を控える方が多くいます。
ですが、それに比例して妻がイライラすることが多くなります。
体調が良い時などは、外の空気を吸ってもらうと奥さんもリフレッシュできます。
近くの公園でもいいですし、早朝の散歩でもいいでしょう。
また、安定期に入った場合は、夫婦で最後の二人っきりのお出かけになります。
子供が生まれてからだとなかなか自分達優先にはお出かけできません。
夫婦での思い出作りに旅行もいいでしょう。
定期健診に一緒に行く
仕事でなかなか検診に一緒に行くことができない方もいますが、2~3回はいくべきだと私は思います。
検診の時間自体は早くて1時間~2時間程度で終わると思いますし、仕事の都合も何とかつけることは出来るはずです。
産婦人科に行くことで周りの妊婦さんの状態やどんなことをしているのかを実感できます。
最近はエコーも赤ちゃんの心臓の音を聞くことだってできるし、3Dでエコーを見ることができます。
なにより自分の妻のお腹に命が宿っていることを強く感じますね。
私の場合、妻の検診に行って一緒にエコーを見ているとき、
お医者さんから「元気に育っているね。ここがお尻だよ。今、顔がココだよ。」
と説明してもらっている妻が、涙を流してニコニコしていたのを覚えています。
その時に私は「しっかり支えていかないと」と思ったものです。
一緒に感動できて、夫としてもパパになる!という気持ちを持てるようになるので
ぜひ検診に行ってみてください。
産後の妻の状態と赤ちゃんついての知識を付ける
妻の妊娠中については何となく慣れてきていたとしても、
実際生まれてくる赤ちゃんについての知識が全くないと大変です。
臨月になった妻はどうするのか?生まれてから妻は入院どれくらいするのか?
赤ちゃんにはどんなことをしたらいけないのか?
産後の妻はどんな状態なのか?
など生まれてから知るのではなく生まれる前にある程度、
妻と情報を共有しておくことをおすすめします。
妊娠中の保険を見ておく
もしもの為に保険に加入しておくことも大切です。
妻がもし、
- 帝王切開になってしまったら
- 入院が長引いたら
- つわりがかなり重く入院しなくてはいけなくなったら
- 後遺症が残ってしまったら
妻が医療保険に加入していれば問題ないかもしれませんが、
もし入っていない場合、妻が妊娠中でも入れる保険は限られてきます。
コープ共済やエブリワン
などが有名ですね。
最近では、高齢出産のリスクや帝王切開をされる方、無痛分娩をされる方など増えてきています。
妊娠中のタイミングでも保険の話はしっかり妻と話し合いましょう。
妊娠中の妻にことをしっかり見てあげよう
人生において、妻が妊娠をしている時間を大切にしよう。
妻が妊娠中にできることは夫として進んでやっていきましょう。それが夫婦の絆を深めますし、赤ちゃんが生まれてきたときに、一緒に感動できます。
妻も妊娠中の夫の行動によってたくさん助けられていたと話す方もたくさんいる一方
何もしてくれなかった。とガッカリされている方もいます。
妻の妊娠中の思い出を「大変だったけど楽しい思い出だね」と言えるような関係で行きたいですね!
ではまた。
だでぃでした。
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